こんにちは七草です~
かなり遅れての挨拶にはなりますが、日曜日の公式生放送お疲れ様でした!!

今回は現地公開型の形式になっており、団長達のリアクションが直に分かる形式で大変盛り上がっていましたね(*'▽')
 Twitterのフォロワーさんも数名が公開生放送に出席…
大変羨ましい限りです。


さてさて…
その翌日に迎えた毎度おなじみの月曜日メンテナンス。
イベント後半実装のタイミングなので開花した花騎士が発表され…

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ハナモモちゃんが★6verに続けて開花となりました!!
他にオオオさんとオキザリス(新春)ちゃん。そして初回お月見イベントに登場したルナリアさんも開花しました。

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もちろんジューンブライド仕様なので最初から花嫁姿だったのですが、開花絵になってより一層ハナモモちゃんらしい姿となりました。

花びらに包まれながらブーケを元気いっぱい投げる姿は、まさに愛の象徴とも言える花嫁そのもの。

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喜びSDのブーケブーケトスのモーションを意識して描かれたのかな?
用語解説

ブーケトス
挙式を終えた花嫁が、誰に届くか分からないように、後ろ向きにブーケを投げる演出。
キャッチするのは式に参加した未婚女性達で、運よくキャッチできた人は次の花嫁になれるのだとか。

転じて「幸せのバトンタッチ」とも。

ハナモモちゃんのブーケトスSDでは、受け取る女性がいませんが問題無し。
形だけでも幸せは誰かの元へ届くのです…なんてロマンチック(*'▽')


▶ブロッコリートス
ブーケトスの男性版。花婿がブーケの代わりにブロッコリーを投げる(えぇ…)
もちろん受け取る側も男性で、受け取ると次の花婿になれるんですって。

確かにブロッコリーはブーケに似ていますので代用できますね(錯乱)
非常に安上がりな演出、コスパ最強。

しかしブロッコリーである点にはキチンと理由があり、「房の多さが子孫繁栄と健康を象徴する」という言われがあるそうです。

斬新な演出ゆえに、会場は盛り上がること間違いなし。
しかし当然ながら花嫁側のご家族やゲストの顔ぶれを考える必要アリ。

……え?今回の記事に関係ない?
いや、面白そうだったのでつい……


そんなハナモモちゃんの師匠的な存在であるのが★5の打属性花騎士である「モモ」さん。
ハナモモちゃんとは従姉妹の間柄であり、もちろん彼女の方が年上。
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ハナモモちゃんの言う「ラブパワー」の伝道師なのだとか。
愛は世界を…いえ、春庭を救うのかもしれませんね('ω')

モモさんの方は能力開花のみ実装されていますので、開花絵が登場するのは当分の間先送りになる模様。
いつの日か開花ハナモモちゃんと並べてあげたいです……


モモとハナモモの違い

さて。前置きはこのぐらいにして本題をば…
今回はタイトル通り「モモとハナモモの違い」についてです。

まず、一般的に名前が似ている植物は近縁であるという法則…ご存知の団長さんも多いのではないでしょうか?

【例】
ユリ →ユリ科ユリ属
ヒメユリ →  〃
オトメユリ →  〃
オニユリ →  〃
ヤマユリ →  〃

【例外】
花菖蒲(はなしょうぶ)→アヤメ科アヤメ属
菖蒲(しょうぶ) →ショウブ科ショウブ属

もちろんこれはモモお姉さまとハナモモちゃんにも同じことが言え、植物学的には両方ともバラ科サクラ属に属します。

花騎士の中でここに属するのは「サクラ・ウメ・サクランボ・アプリコット」の4名。意外と親戚が多いんですよサクラ属( ゚Д゚)

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モモとハナモモの違いはもちろん名前だけではありません。

予め大雑把に違いを説明すると
「果実を食用にするもの=モモ」
「花の鑑賞を目的とするもの=ハナモモ」

というように分類されています。

すなわち「食用に特化したモモ」と「見た目に特化したハナモモ」ですね('ω')

しかし…実のところ、この両者に植物学的な違いはほとんどありません。
もっと言ってしまえばハナモモちゃんも元々はモモお姉さまだった」という表現が言いえて妙でしょう。


モモがハナモモに変化した…ってことか!?
いやいや!?体も胸も小さくなるなんてことないやろ!?

お姉ちゃん、既に花騎士の話じゃないから!!




それではどのような経緯でモモがハナモモへと変化していったのか…
僭越ながら琴葉姉妹と共に解説していきます。


ハナモモが誕生した経緯

用語解説

▶モモ
バラ科サクラ属の落葉樹。中国原産だが、実は縄文時代には既に日本に生息。
現代の国産桃の平均糖度は11~14。16度を越える品種もあるのだとか。
ほんのりした甘さと柔らかな果肉が特徴。筆者も大好き。


それでは、まず先にモモの歴史から辿っていきましょう。

実はモモと日本の関わりはかなり長く、縄文時代には既に日本で生息していた程に身近な植物だったそうです【※日本最古のモモの種は長崎県の伊木力(いきりき)遺跡から出土】

しかし当時の日本に生息していたモモは、現代のような甘味のある果実をつけない品種でした。その味は「みずみずしいが見た目の割には無味」だったのだとか。

そのため大昔から食べる習慣はあまり無かったらしく、江戸時代頃まで人々の目に留まることもありませんでした。

実用的な部分を強いて挙げるならば「実から採れる種だけを薬用として使っていた」ぐらい。観賞用としての用途も一応あったそうですが、同時期に咲く梅には完全に負ける見栄えという……

……もう可哀想なぐらいに中途半端です( ゚Д゚)

ちなみに、その当時の桃は「水桃」と呼ばれとったそうや。
扱い的には水菓子だったらしいで。
信じられるか……?あの「わらび餅」と同カテゴリやで?

あー……名前からしてあまり美味しくなさそう……



しかしそんな中途半端なモモが、大きく運命を変えることになったのは江戸時代のこと。

戦国の世だった安土・桃山時代から一転、征夷大将軍の座に就いた徳川家は安定した政治体制を築き上げました。そのおかげで血生臭い戦は激減し、人々の暮らしは現代に近い平和なものに変化。

安定した暮らしが確保されると、発展するものは当然ながら歌舞伎や人形浄瑠璃を始めとする「文化・芸術」の娯楽系分野。言うまでもなく「園芸」もその1つであり、誰もが気軽に楽しめる趣味として当時大ブームになったそうです。

梅には劣りますが立派な樹にそこそこの花をつけるモモも例外ではなく、ブームの最中に園芸家達の目に留まるように。やがて注目を集めるようになり、多くの園芸家達がより多くの花をつけるような品種改良に着手したそうです。

そのおかげで中途半端な存在だったモモの多くが、空前の園芸ブームによって観賞用に特化した「ハナモモ」へと変化していったのです。
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ちなみに江戸時代に誕生した最終的なハナモモの品種は8つ。そこから更に派生していき、現代のハナモモに至ります。ただ、モモそのものがあまり変異しにくい植物であるらしく、現代のハナモモにおける品種・系統は江戸時代からさほど変わっていないのだとか。

へぇ……水菓子を実らす植物が鑑賞用に変化させられたんか。

……あれ?でも、それだと現代の甘い食用モモはどこから……?




甘いモモは海外から

在来していたモモの多くが鑑賞用のハナモモに変化した江戸時代。
しかし、そうなれば「現代の甘いモモはどこから来たのか…?」という話に。
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実は現代の食用桃のほとんどは、海外のモモを品種改良したものになります。

時は明治時代。鎖国を貫いた江戸時代も幕を閉じ、様々なモノが海外から国内へ流れてくる文明開化の時期。この頃の輸入品は機械類等が大半を占めましたが、大なり小なり果物なども国内に入ってきていたそうです。

その中に含まれていたのが、現代の食用桃の祖先である「水蜜桃」。現代の国内品種には劣りますが甘味が非常に強く、当時の海外では既にデザートとして食べられていたそうです。

当時の国産桃の常識を覆すようなその甘味は多くの人々を虜にし、水蜜桃は明治時代から一気に食用として知れ渡るように。やがて全国各地で栽培されるようになり、更なる品種改良を重ねながら現在の甘い国産桃が誕生しました。
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……ということはハナモモの方が日本と長い付き合いがあるんか。

そういうことだね。少し意外かも……



【分かりやすくまとめると……】
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ひな祭りとハナモモ

3月3日の桃の節句に行われるひな祭り。

この年中行事に関わる歌は、誰もが一度は聞いたことがあるはずです…
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひな祭り
(※ひなまつりのうた 1番より)
女の子の健やかな成長を祈る年中行事と言えばやはりこの歌。
私は幼稚園でよく歌った記憶があります('ω')

そして、この歌に含まれる「桃の花」の部分……

ここまで読んで下さった団長の皆さまは既に察していると思いますが、もちろんこれは「ハナモモ」を指し示した歌詞です。

日本の春を象徴するものと言えば桜ですが、一般的に3月3日では蕾の段階。
よってこの節句を代表する花は自ずと、沢山の花を咲かせるハナモモになるのです。

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……ん?でもこの時期って梅の花も咲いとるよな?
どうして桃の花が節句の代表花として選ばれるんや?

あれ、お姉ちゃん知らない?桃は昔から厄払いとか魔除け、長寿祈願の効果があると言われているからだよ。

「百歳(ももとせ)まで生きられますように」…ってね♪
ひな祭りにはピッタリの意味でしょう?

……え、そんなん初耳や。百って「もも」とも読めるんか?

えぇ……



※余談ですが、百歳の還暦祝いは「百寿」とされていますね。
 一般的に「ひゃくじゅ」と読みますが、「ももじゅ」とも読めるので是非知っておきましょう!!



【おまけ】ハナモモって個人でも育てられる?

大きく成長するので自ずと地植え限定にはなりますが、やろうと思えばできるそうです。

しかし言うまでもなくハナモモは落葉低木ですので、剪定などの手入れを全くしないと7mクラス(ビル3階分)まで成長してしまいます。こうなると近所迷惑に発展しかねませんね…

そのため基本的には枝が1~3mの長さになるように剪定を行う必要があります。またこの剪定作業も無作為に行ってよいということはなく、植えている品種の樹形を考えながら切り落とす長さを調整する技術も必要です。

またハナモモは成長すると枝の数が多くなるので、幹に当たる日光が遮られて弱ってしまいます。こうならない為にも、普段から老朽化した枝や絡まった枝、重なりあっている枝を切り落とし、幹に日の光が当たるようにお手入れする必要がアリ。

更に当然のことながら病気や害虫の被害に遭いますので、こまめなメンテナンスも必須となります。「縮葉病」などの特殊病害もありますので、普通の園芸とは違う知識も必要です。
用語解説

▶縮葉病
感染すると展開前の若い葉が赤色になり不規則に縮れ、葉が展開すると共に縮れた部分が膨らんで赤色の火ぶくれ状になる病害。進行すると表面は白いカビで覆われ、落葉してしまう。

「ウメ」「モモ」「アプリコット」特有の症状。


園芸の指南をしているサイトを見て回ると「慣れればそこまで難しくはなく、中級者向け」という記述を多く見かけます。すなわち程よい難易度のチャレンジができる園芸植物…やりがいは充分にあることだと思います。

自宅に充分なスペースがあり、「普通の園芸とはちょっと違うことをやってみたい!!」という団長さんは、事前の下調べをしっかりしながらよく考えてくださいね♪

手間を掛けた分、毎年の春には満開の花が幸せを運んできてくれますよ(*'▽')



そんならウチもやってみるか!! 
春には「自宅お花見なう♪」でインスタ映えや!!

ウチには植える場所ないでしょうが…!!




終わりに


《当記事の内容について》
ハナモモの歴史に関する文献は様々であり、この記事に記載した内容は複数ある諸説の内の1つです。ご注意ください。

《写真出典》
1枚目:acworks【ハナモモ】(Photo AC)
2枚目:iziz【モモ】( 〃 )
3枚目:ぱんち・ら【ひな祭りとハナモモ】( 〃 )